ロゼッタストーン英語版の発音レッスンとは一体どんなものなのか、と疑問に思っている人にどのようにしてあなたの発音が上達していくのかを紹介したいと思います。
ロゼッタストーンの発音レッスンは難しいの?
ロゼッタストーンの英語の発音の授業はレベルによって難易度こそ変わりますが、やることはどのレベルも同じです。
まず初めにネイティブの講師がフレーズを読む、それに続いて生徒ができる限り同じスピードで、同じイントネーションで発音していくだけです。
講師がフレーズを読み上げたら、下の画像のようにボックスが緑色に光ります。そしたら今度はあなたが発音する番です。
あなたの発音の正確、不正確具合はボックスの中身の文章に反映されます。白く文字が表示されている箇所は正確に読めているということです。それに対し、「Someone will」のように黒いままの箇所は正確に発音できていない箇所です。

ロゼッタストーンのスピーチ解説機能を使う
理想は何度も何度も上手く話せるようになるまで一つのフレーズを発音し直すことです。
スキルを磨くには、スピーチ解説機能を利用するといいです。ボックスが緑色に点滅すると、その下に「スピーカー」ボタンが表れます。これをクリックすると、スピーチ解説機能を使うことができます。
ここではネイティブ講師がまず最初にゆっくりフレーズを発音してくれます。その音声は右上の画面に波形となって表示されます。
続いて合図と共に自分でも発音してみましょう。すると、今度は画面右上の2番目のボックスに自分の音声が波形となって表示されます。このようにすればあなたと講師との音の出し方の違いが明確に分かるのです。
実際に下の画像を見ても、講師の波形と僕の波形ではそもそもリズムとスピードが違うのが分かります。
また、発音のスピードが違うと、このように講師よりも波形がずっと長くなってしまい、理想のスピードで発音できていないことが分かります。
ロゼッタストーンの発音レッスンは簡単すぎる?
レベル1だと、出てくる単語が「apple」、「book」といった簡単な単語ばかりなので、発音レッスンが簡単だと勘違いしている人がいますが、単語を知っているのと、その単語を正確に発音できることは別問題です。
例えば上の画像の文章はレベル5の発音レッスンのものです。「You should go to Customer Service. Someone will help you there.」といった文の中では特に難しい単語が使われているわけではありません。
それでもネイティブ講師に続けて同じスピードで話すのはかなり大変で、それなりの訓練が必要なのです。

さらに難易度を上げるためにはこういった文章を読まずに耳で聞いただけで、自分で発音していくとさらに上達します。
一語一語しっかりと理解しないと、自分で発音することはできないのです。これがもし日本語の文章だったら、誰かが言ったことをそのままオウム返しすることは難しくないはずです。
それが英語になった途端、理解するのも記憶するのもずっと難しくなり、自分で正しい音を再現するのはもっと難しくなるのです。発音レッスンだけでも突き詰めていけば色々な練習方法、スキルアップの方法がありそうです。