英語の発音に自信があるという人はぜひロゼッタストーンの最高レベルであるレベル5の発音に挑戦してもらいたいです。
レベル5ともなれば文章もアメリカ人が普通に会話で使う長いフレーズばかりで、一度聞いただけでは復唱するのはかなり難しいです。では実際どんなレッスンなのか紹介いたします。
ロゼッタストーン英語、レベル5発音レッスンをやってみた
レベル5の発音のレッスンの特徴は文章が長く、問題によっては単語が専門的になったり、とてもカジュアルになったりする点です。いずれにしてもアメリカ人が実際に使うような会話文ばかりなので、とてもいい勉強になります。
講師が文章を読み上げて、それに続いて生徒がマイクに向かって話すのはレベル5も同じです。ただ、一つ一つの単語が発音しずらい単語が多く登場するようになっていて、一文をスムーズに言うのは結構大変です。
例えばユニット1、レッスン1ではこんな会話がありました。
少年:What are you doing? なにしてるの?
女性:I’m reading a book about the mining industry. 鉱業についての本を読んでいるの。
少年:Are there any photos in the book that I would like? その本に僕が好きそうな写真はある?
女性:Yes. There are photos of bulldozers and forklifts. あるわ。ブルドーザーとフォークリフトの写真があるの。
少年:I have a toy bulldozer like those in your book. 僕はこの本に出てるようなおもちゃのブルドーザーを持っているよ。
少年:I’ll show it to you. 見せてあげるね。
単語自体はそれほど難しくないんですが、一文一文が長く見本の講師も普通にアメリカ人が日常で話すスピードで発音するため、そのスピードについて行くのが大変です。また、このレベルになると、それぞれの文章が次の文章と会話でつながっているのも特徴です。
中でも最も僕が難しいなあと感じたのは、ある文章を正しく発音するエクササイズで、その際、問題によっては文章の文字が非表示になることがあるのです。
例えば、この問題では文章が文字として表示されています。この場合は、文を読みながら発音できるのでまだ楽なほうです。
これが非表示になると、会話の流れから答えを自分で予想して発音しなければなりません。普通だと講師の発音に続いて生徒が発音するのですが、こういった問題では自分で考えて答えを導き出す、そしてさらにその答えを正しく発音する、といったところまで求められます。
ちなみにこの答えは「No. I doubt that these pants will fit me.」です。大事なのはこのフレーズが咄嗟に出るかどうかなのです。会話の内容に対して咄嗟にこういったフレーズが出るようになれば普通に英語で会話ができるはずです
ロゼッタストーンが他の教材と違って会話の勉強にもなるというのはこういうことなのですね。